不動産業界で役立つ資格8選まとめ!合格率とおすすめは?

不動産業界は営業スキルがあればガンガン稼ぐことができますが、堅実にコツコツ稼ぐのであれば資格の取得も非常に有効です。
不動産業界の資格というと真っ先に「宅地建物取引士(宅建)」をイメージする方も多いですが、それ以外にも不動産業界で役立つ資格はたくさんあります。
今回は不動産業界でキャリアアップ・収入アップしたい方向けにおすすめの資格とそれぞれの合格率をご紹介いたします。
不動産業界で役立つ資格8選まとめ!
1.宅地建物取引士 国家資格 ← やっぱりおすすめ!
| 合格率 | 15%前後 | ||
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ||
 
 
| 合格率 | 15%前後 | ||
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ||
不動産業界ではいわずとしれた「宅建」。
宅建士が不動産業界で重宝される理由は下記にあります。
不動産業を営む時は、ひとつの事務所において「業務に従事する者」5人につき1名以上の割合で、専任の宅地建物取引士の設置が義務付けられています。
さらに宅建士は不動産の重要事項の説明ができるようになるなど、業務面でも会社に重宝される人材です。
宅建を保有していると手当が付く会社も多く、キャリアアップ・年収アップにもおすすめです!
月に5,000円~50,000円の手当が付く会社が多いです。
年間20万人が受験し、合格率は15%前後の難関国家資格ですが、受けてみる価値はあるでしょう!
2.不動産コンサルティング技能士

| 合格率 | 45% | ||
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ||
不動産コンサルティング技能士はその名の通り、不動産業界に必要なコンサルティングの知識を試す試験です。
受験資格は以下の通りです。
それぞれの業務に従事あるいは従じしようとする人を対象としています。
実務経験がなくとも受験はできますが、合格後5年の不動産の実務経験を必要とします。
試験の合格率は45%前後と比較的高いですが、取得するまでの期間や受験資格を考えるとなかなか難しい資格と言えます。
宅建士を持っていない方はまずは宅建士に合格しましょう!
3.FP(ファイナンシャルプランナー)関連 国家資格

| 合格率 | 3級:50%~70% 2級:35% 1級:10% | ||
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ||
ファイナンシャルプランナーの資格も不動産会社で役に立ちます。
ファイナンシャルプランナーは顧客の総合的な資金計画を立てるための資格です。
不動産ですから当然「相続」や「税金」「住宅ローン」の知識が必要となりますので、FPの資格を持っている顧客にもしっかりと税制面を説明することができ、信頼獲得に繋がります。
FPは3級からありますが、不動産の実務に役立てるのであれば最低でも2級は持っておきたいところです。
4.司法書士 国家資格

| 合格率 | 3% | ||
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ||
今回紹介する中でも最も難しい試験が「司法書士」です。
司法書士は顧客のトラブルを財産や権利を法律面から守ることができます。
不動産業界では特に「不動産登記」の際に有効です。土地の売買成立時に土地や不動産など、財産の所有権をしっかりと守ることができます。
合格率は3%程度のため、かなりの学習時間が必要となります。
5.任意売却取扱主任者(任売マイスター)

| 合格率 | 38% | ||
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ||
任意売却取扱主任者とはその名の通り、不動産を任意売却する際に必要な「ノウハウ」「知識」を保有していることを証明する資格です。
国家資格ではないマイナーな資格でありますが、近年特に人気が上昇しており、合格率も比較的高いため、多くの不動産業者が受験しています。
任意売却取扱主任者は今が狙い目の資格です!
6.マンション管理士 国家資格

| 合格率 | 8% | ||
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ||
マンション管理士はマンションの維持や管理のコンサルティングノウハウを学習する国家資格です。
誤解されやすいですが、いわゆる「マンションの管理人」とは異なります。
マンションに住む方が増加し、それに伴いマンション内でのトラブルも増加しています。マンション管理士はそうしたトラブルを防ぐアドバイスを管理組合に行ったり、マンションの維持・補修についての助言を行います。
国家資格のため、合格率は低いものの、マンションに携わることが多い方は保有しておくとよいでしょう。
7.建築士 国家資格

| 合格率 | 一級建築士:10% 二級建築士:24% 木造建築士:40% | ||
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ||
建築士はマンションや不動産の設計や監修に携わる資格です。
住宅設計に対する知識を保有することで、新たに住宅を建てる顧客に対して、専門的な知識の観点から助言することができます。
建築士は個人の事務所を構えて独立することが多いです。
8.インテリアコーディネーター

| 合格率 | 非公開 | ||
|---|---|---|---|
| おすすめ度 | ★★★★★ | ||
インテリアコーディネーターは住宅のみならず店舗やオフィスなどのインテリアを、顧客の要望に応じてアドバイすできます。
単に見た目だけでなく、素材や機能、設備など幅広い知識を保有することができます。
不動産業界ではモデルルームのレイアウトを考えたり、住宅の購入をした方の要望をヒアリングしてアドバイスする必要があります。
インテリアコーディネーターは女性の方からも人気の資格です!
難関資格をスキマ時間で効率的に取得しましょう
不動産業界に役立つ難関資格はたくさんありますが、いずれも学習時間の確保が重要です。
特に働きながら資格取得を目指す人にとっては学習時間の確保は簡単ではありません。
そこでおすすめするのがスキマ時間の活用です。
例えば、通勤中・営業の合間・昼休みなど、こうしたスキマ時間を活用することで資格取得をすることができます。
おすすめはスマホで難関資格の講座を学べるスタディングです。(CMでお馴染み)
スタディングはスマホから受講できるオンライン講座です。スキマ時間で学習でき、さらに資格取得に必須なアウトプットもスマホ上で可能です。
 通常の資格講座と比較しても圧倒的低価格で受講できる点も選ばれる理由です。
すでに40,000人以上の方が受講し、難関資格を取得しています。興味のある方は公式サイトをご覧ください。
公式:スタディング
まとめ
不動産業界におすすめの資格8選いかがでしたでしょうか。
不動産関連の資格は実務にも直結するものが多い半面、国家資格が多いため難易度が高い資格が目立ちます。
しかし1つでも保有していると給与アップやキャリアアップに繋がりますので、自分の理想のキャリアに応じた資格を目指しましょう!
| 合格率 | おすすめ度 | |
|---|---|---|
| 宅地建物取引士 | 15%前後 | ★★★★★ | 
| 不動産コンサルティング技能士 | 45% | ★★★★★ | 
| FP関連 | 3級:50%~70% 2級:35% 1級:10% | ★★★★★ | 
| 司法書士 | 3% | ★★★★★ | 
| 任意売却取扱主任者 | 38% | ★★★★★ | 
| マンション管理士 | 8% | ★★★★★ | 
| 建築士 | 一級建築士:10% 二級建築士:24% 木造建築士:40% | ★★★★★ | 
| インテリアコーディネーター | 非公開 | ★★★★★ | 
資格だけ持っていても不動産業界では役に立たないので要注意
今回不動産業界でおすすめの資格をご紹介しましたが、資格を保有しているだけではまったく企業では役に立ちません。
役に立たない理由は別の記事でまとめていますので、参考にしてください。(代表的な宅建士を例として解説しています。)
▼不動産業界を理解しよう▼



