不動産営業マンの離婚率が高い理由を考察

日本では「200組に1組」——つまりおよそ0.5%の夫婦が毎年離婚していると言われています。
しかし、不動産業界で働く営業マンに目を向けると、その数字を大きく上回る離婚率を感じたことはありませんか?
実際に「周りの不動産営業マンはバツイチが多い」「家庭がうまくいっていない人が多い」という声もちらほら耳にします。
今回はそんな不動産営業マンの“高い離婚率”について、実際の声を交えながらその理由を深掘りしていきます。
本記事は実体験に基づいた内容であり、統計的な根拠があるものではありません。あくまで参考程度にご覧ください。
そもそも日本の離婚率はどれくらい?
「3組に1組が離婚している」と聞いたことがある方も多いかもしれませんが、これは実際の離婚件数と婚姻件数をその年の統計で比較した“見せ方”に過ぎません。
実際には、厚生労働省のデータによると、年間の離婚率は0.5%ほど。
つまり毎年結婚している200組のうち1組が離婚している計算です。詳しい仕組みは以下の記事で紹介されています。
【体験談】不動産業界で働くMさんの証言
都内の大手不動産会社で働く営業マンMさんに、周囲の離婚事情について話を聞いてみました。
私の知る範囲ではありますが、既婚経験のある3割は「バツ1」「離婚間近」どちらかにあてはまりますね。
理由はいろいろですが、浮気・不倫系が多いように思います。
あとは、お金の使い方。その日を全力で生きなければ死んでしまう業界なので、しょうがないと言えばしょうがないですが…
私は独身ですが、徐々にそっちの思考になりつつあるのが分かるので、そういう意味では私も離婚予備軍かもしれません。
Mさんの経験談だけをもとに離婚率を数値化すると30%が離婚経験者となります。
一般的な離婚率が0.5%ですから、いかに不動産営業マンの離婚率が高いのかわかります。
| 離婚率 | |
|---|---|
| 全体 | 0.5% |
| 不動産従事者 | 30% |
注意あくまでもMさん個人の体験です。
不動産営業マンが離婚しやすい理由を考察
では、なぜ不動産営業マンは離婚率が高いと感じられるのでしょうか。大きく分けると、以下の2点が主な要因として考えられます。
順に解説していきましょう。
1.プライベートとの両立が難しい
多くの会社員が「平日9時~18時勤務・土日休み」という勤務体系で働いている一方、不動産営業マンは真逆の生活を送っています。
不動産の購入や賃貸を検討する顧客は、基本的に平日は仕事をしているため、商談は土日や祝日、あるいは平日の夜に集中します。
そのため、
- 年間休日が50日以下
- 夜間帯の帰宅が当たり前
- 家族と過ごせるのは月に数日だけ
というケースも珍しくありません。
家族との時間が圧倒的に足りず、すれ違いが積もり積もって離婚に至る——そんなケースも少なくないようです。
2.金遣いが荒くなる
不動産営業職は「完全歩合制」または「インセンティブ型」の給与体系が多く、成績次第では20代で年収1,000万円を超えることもあります。
成功すれば収入が青天井である一方、お金の使い方が荒くなってしまう人も一定数存在します。
このような生活が続けば、配偶者との金銭感覚のズレが大きくなり、家庭のトラブルに発展するのは想像に難くありません。
Mさんの話の中にもありましたが、「その日を全力で生きる」という感覚を持っている不動産営業マンも多いので、散在したくなるのかもしれません・・
浮気もしやすい職業…?
不規則な勤務時間と高収入という特性を考えると、不動産営業マンは「浮気のリスクが高い職種」とも言えます。
「今日は遅くなる」と言っても疑われにくく、自由になるお金も多い。さらに、接客業で身だしなみが整っている人が多いため、モテる要素も揃っています。
業界の中には「営業マンにとって女遊びはスキルの一部」と公言するような、昭和的な価値観が残る職場もあり、浮気が離婚の引き金になるケースも非常に多いのが現実です。
【余談】晩婚の営業マンは外国人女性と結婚する?(Mさん談)
Mさん曰く、
「なぜか晩婚の不動産営業マンは、フィリピン人女性と結婚するケースが多いんですよね。不思議なんですけど(笑)」
これはあくまで都市伝説レベルの話ですが、業界の“あるある”として頭の片隅に置いておくのも面白いかもしれません。
まとめ:不動産営業は家庭との両立がカギ
今回は「不動産営業マンの離婚率が高い」とされる理由について考察してきました。
もちろんすべての営業マンが離婚するわけではありませんが、業界特有の勤務体系やお金の流れ、価値観が家庭生活に大きな影響を与えるのは事実です。
離婚予備軍かも?と感じた方は、今一度、自分の働き方や生活スタイルを見直してみてください。家族との時間を大切にする意識があれば、きっと両立できるはずです。

