不動産テックは不動産実務未経験でも転職可能なのか?

不動産テック企業への未経験でも転職可能か?疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
私は仲介営業マンから不動産テック企業に転職し、晩年は全体の責任者もやっていました。
その一環として、営業人材の採用担当も経験し、動産実務経験者から未経験者まで幅広く面接・採用を行いました。
本記事ではその時の経験をもとに、今不動産テック企業へ未経験から転職できるのか?をお伝えさせていただきます。
未経験の場合でも、転職成功率をUPできるような内容も記載しておりますので、是非参考にしてください。
なお、不動産実務経験者との比較がメインとなるため、職種としては営業職となります。エンジニアなどは対象外の話しとなりますのでご承知おきください。
【結論】不動産実務未経験でも転職可能だが不利
結論としては、不動産実務未経験でも不動産テック企業への転職は可能です。
しかし不動産実務経験者と比較すると不利であることは間違いありません。
不利な側面として不動産業界への理解が足りないという点でしょう。
例えば、
などなど。
不動産実務経験者であれば、意識しなくても分かりますが、未経験者だと不動産会社の業務や習慣を理解することから始める必要があります。
私も採用活動を行う際、多くの場合、不動産実務経験は必須で募集を出していました。
微妙なニュアンスも含む上記の事柄を一から教えると、しっかり理解したうえでクライアントである不動産会社と対応に話せるまで早くても半年、遅いと1年以上かかってしまうからです。
不動産実務経験者であれば、上記の事柄を教える必要が無く、即戦力として期待ができます。
同じような人柄やスキルであれば、未経験者より不動産実務経験者を優先せざるえないのです。
不動産実務未経験者は何を覚えればいいのか
実務経験者のほうが、不動産テックへの転職は有利であることは間違いないのですが、私は採用担当者として未経験者を採用した経験もあります。
私が不動産実務未経験者を採用した際にお伝えしていることをかいつまんでご説明します。
まずは不動産用語を覚えよう
まずは不動産用語を覚えてもらいます。
いくつか例をあげます。
不動産業界ではライトな部分ですが、まずはそれぞれの用語が何を意味し、どういった時に使用されるのかを覚えてもらいます。
まずは不動産会社と共通言語で会話できる必要があるからです。
不動産実務の流れ
次に不動産会社の一日の仕事の流れを覚えてもらいます。
相手が一日どんなことをしているか理解しないと、共感がしてもらえないからです。
一例をあげると
| 朝 | 昼 | 夜 | 
|---|---|---|
| ・物出し ・役所、現地調査 ・物確 etc... | ・物件入稿 ・チラシ作成、印刷 ・物件案内 etc... | ・接客 ・ポスティング ・契約書作成 ・週末の案内取り ・資料作成 etc... | 
こうしてみると、夜の時間帯に業務が寄っていることが分かります。
一般個人を相手にする不動産会社は仕事終わりの時間がお客様と話ができるチャンスだからです。
20時までは電話や接客をして、その後書類作成やポスティングを行うのです。
こういった端から見るとわからない、実際の不動産会社の一日を覚えてもらいます。
一般個人を相手にするため生じる様々な事柄
最後に一般個人を相手にするからそこ生じることをお伝えしています。
不動産会社のクライアントは一般個人です。数千万の売買を初めてする方々が対象となります。
そういった人生で一番高い買い物をする人の心理状態は、理屈では分かりますが実際の現場感は中々わからないものです。
不動産営業はただの営業職ではなく、お客様の人生を大きく左右する事柄をしっかり導く役割りを担っています。
そのため現場で感じるストレスは想像を絶します。
正直、不動産営業現場以上のストレスを、私自身前職でも、独立した今でも感じたことがありません。
それを理解せず、
- 今までの非効率を解消できるんです!
- これをすればお客様から信頼されます!
と提案をしても理解どころか、反発を生むだけです。
どこまでいっても実際に経験はできません。
ただ、どういった気持ちで日々業務にあたっているかは、少しでも理解することで、もっと不動産会社に興味を持てるはずです。
なので、私は必ず上記のことをお伝えしています。
まとめ
今回は、不動産テックは不動産実務未経験でも転職可能なのかをお伝えさせていただきました。
まとめると、
を、今回はお伝えさせていただきました。
皆様のご転職活動に少しでもお役に立てれば幸いです。
【無料】不動産テックに少しでも興味のある方はお気軽にご相談ください。
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面談はわたくし、荒川が担当し、不動産テックの内情や求められるものを包み隠さずお伝えいたします。
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